「PROUSION効果」について (3)

PROUSION開発者・生理学博士 橋本政和

 

(3)α脳波の増幅

 こうした効能の結果、ストレスが緩和され、脳波・筋電位の安定が図られる。筋電位の低下は筋肉の緊張緩和を示し、Mid-α波の増幅は、脳の緊張緩和とホルモンバランスや自律神経系の安定を示す。またこれは、自己恒常性の安定を指す指標となる。
 Mid-α波は、「弛緩集中、純自我の脳波」とされる。プロスポーツ選手が勝利をイメージングしている時、算盤の上級者が暗算をしている時、禅僧が禅定三昧に入った時などや、私たちが山や海などへ行って気持ちがいい、落ち着いている時に出る脳波である。また、α波が優勢な時にドーパミン、セロトニン、メラトニンなどの心身を活性化させるホルモンが分泌される。心身共にリラックスしながら、非常に意識が集中した状態、あるいは夢を見ている時(レム睡眠)の脳波である。

 下記の実験では、あえて様々な障害の起きやすい、コンピュータ作業をした上での測定を試みた。電磁波障害を受けた状態での測定である。長時間のVDT作業は、通常であれば電磁波の影響がかなりある。
 α波の減衰と筋電位の上昇は、精神的・肉体的ストレスを高めて、集中力、注意力の欠如や血圧の上昇などを招く。つまり、β波優勢の状態になる。これは単に疲労だけでなく、電磁波の影響もかなりあるというのが、最近の研究であるし、電磁波が脳に影響することで、脳細胞そのものが変異してしまうといった報告もある。免疫力の低下、血液循環の低下など、それらの原因によって脳波そのものが影響を受けるのである。

 同時にBCチェッカーでの末梢血流測定を行った。
 結果的には、PROUSIONを配合したグッズを使うことによって、電磁波障害を受けながらもMid-α波の増幅や血液循環の安定が確認できた。当然、脳内の血液循環も良くなっている。
 
被験者
44歳/男性/コンピュータ作業を、PROUSIONグッズを付けない状態と付けた状態で各30分行い、その前後の脳波・筋電位変化と末梢血液循環の変化を測定。
 
(1)作業前  
 Mid α波のレベルが、max.24.0μV・av.14.6μVと、一般平均と較べるとかなり高い水準にある。
 しかし優勢脳波出現率に見られるように、Mid α波優位ではあっても、出現時間で見ると、優勢脳波としての継続時間が最長で20秒程度と、安定には至っていない。
 EMGもmax.47.5Hz、av. 36.9Hzと上下幅が大きく、ARTも10秒・5.6%発生しており、これも安定を示していない。
脳波_作業前
 
A B C B- C- E D E F G
A+ A A- B+ B+X B BX C+ C B- B-X C- E+ E D+ D D- E- E F F- G G-
 

(2)グッズ無しで30分作業後  
 Midα波のμVは相変わらず高い水準にあるが、出現率が64.4%から34.4%に低下。EMGはmax.39.0Hz、av.31.2Hzと上下幅が狭くなってはいるが、ARTが5.6%から26.7%に増加している。また、緊張のβ波に対応するSlowα波も、2.2%から10.0%に増幅している。
 末梢血液循環がBからCへダウン。
 被験者いわく「指先が冷たくなってきている」。血液循環の測定結果が、被験者の感想をそのまま物語っている。このことから、実質的に心身共緊張度が増していることが確認できる。
脳波_作業前
 
A B C B- C- E D E F G
A+ A A- B+ B+X B BX C+ C B- B-X C- E+ E D+ D D- E- E F F- G G-
 

(3)グッズ付けて30分作業後  
 Midα波のレベルが、max.36.5μV、av.18.9μVと、測定結果よりも高い水準を示している。出現率も・64.4%↓・34.4%↑・87.8%と増加。出現時間も最長で40秒近く発生している。
 EMGはmax.55.0Hz、av.53.2Hzと、高い数値ではあるが上下幅の振幅が非常に少なく、ARTも6秒・3.3%と、どちらから見ても安定を示している。
 被験者いわく「何か指先が温かくなった氣がする」。末梢血液循環はBに戻り、スコアも+18に上がっている。 全般的に、実験開始前よりもレベルが向上していることを示している。
脳波_作業前
 
A B C B- C- E D E F G
A+ A A- B+ B+X B BX C+ C B- B-X C- E+ E D+ D D- E- E F F- G G-