「PROUSION効果」について (1)

PROUSION開発者・生理学博士 橋本政和

要約

「PROUSION(プラウシオン)」は、Porous(多孔質物質)とIonからなる造語であり、Porousの混合体である。触媒作用を利用して体外からの影響力によって、生活習慣病に対抗する体内環境を調整し、且つ有害電磁波による障害を軽減することを目的として、数種類の多孔質物質(セラミック)を1~5μmにまで粉砕して造られた。
 私(橋本)は、PROUSION効果は、それの持つ「触媒効果」を基として、酸化還元効果などによる『生体内ミネラル・イオンの活性化』、『ミトコンドリアのATP産生の活性化』、血液循環の改善効果からなる『体温の上昇による代謝酵素の活性化』などが図られ、赤血球の分離からの『酸素・栄養素の適正な組織への補充と老廃物の除去』、自律神経の安定による『ホルモンバランスの調整』、『α脳波の増幅』などに効果が及ぶと考えている。

(1)酸化還元による体内水分活性化からの生体恒常性の回復・維持

 生体内において細胞・組織・遺伝子に対して活性酸素の及ぼす悪影響(酸化ストレス)は、「酸化」状態を示す。
 過度の酸化ストレス状態は、脂質、DNA、タンパク質と言った生体高分子に変性や障害を与える。その結果、細胞機能障害や細胞死を誘引する。これは、ガン、動脈硬化、糖尿病、痴呆、老化などの、いわゆる生活習慣病(成人病)とされる病態の重要な原因である。

 これに対して「還元」状態においては、多彩な酸化ストレスに対して、生体の恒常性(ホメオスタシス)が維持されることになる。つまり、生活習慣病などの抑制がなされる。
 この酸化と還元のレベルを示すものとして、酸化還元電位(oxidation-reduction potential)がある。酸化と還元は電子が移動することによる反応であるから、電位によってその状態を測定できる。
 水のクラスターは、ミネラル・イオンを核として繋がっている。この核が増えると、クラスターの形や大きさが整えられる。

 イオンとは電気を帯びた原子の意味であり、このミネラル・イオンの存在は、水分中に帯電した物質が多くあることを示す。帯電物質であるミネラル・イオンは、それぞれの原子どうしの電子のやりとりを活発に行っている。原子どうしの電子のやりとりとは、つまり電氣的なエネルギーを高めることであり、それによって水分子が活性化することから、この電子の交換が水の「還元力」を高めることになる。

 PROUSIONは非加熱処理であれ加熱処理であれ、水の電気伝導率を効果的に減少させることが実験で確認されている。
 電気伝導率は、水がどれだけ電気を通すかを示すものであり、伝導度が低ければ、電気を通しやすいことになる。これは、水文中の溶解イオンを増加させる効果があることも示す。溶解イオンの増加は、水質が変化したことを表す。

 実験の結果PROUSIONは、イオン交換率の高い物質の組み合わせであることが確認できた。
 さて、還元力の高い水、或いは還元された水は、活性度が高く、エネルギーの高い水であると言うことである。

 本来、元気な水の電位は200mmV前後である。この電位は、きれいで若化・活性化しているほど低くなり、汚染され老化・劣化しているほど高くなる。昨今の環境悪化から、水道水の酸化度合いは非常に増している。東京や大阪などのいわゆる大都市圏の水道水の酸化還元電位は、およそ500~750mmVを示し、劣化していることが判る。地方都市でも400~600mmVを示すものが殆どである。市販されているミネラルウォーターで200~300mmV。湧き水や岩清水などのいわゆる天然水は、-10~250mmVといったところが平均である。

 つまり、還元状態(活性化している状態)であれば数値は低く、酸化状態(劣化状態)であれば数値は高くなる。
 下記の酸化還元電位の測定結果に現れたように、「PROUSION」の水分子に対する酸化還元能は、微量であっても元来還元能力が高いとされている備長炭に匹敵することが確認された。
 細胞組織あるいは血液成分として、体内の60%をミネラル・イオンによって満たされた水分によって構成されている生体にとって、「その酸化還元能の水分子に対しての影響力の強さは、その体内水分の活性化を期待しうる」と言うことである。

 生体の状況悪化(健康阻害)は、生体の電気抵抗値を増すことになる。このバランスを修正するのが、いわゆる鍼灸をはじめとするツボ療法や気功治療であり、運動や食事による血液循環の改善である。
 推論になるが、PROUSIONの触媒効果は、生体の電気抵抗値、電気伝導率のバランス修復に働くと考えられるのである。それが、崩れた生体のイオンバランスを調整し、その結果が、これまでの研究によってプラウシオンの効果として確認されているフリーラジカル(活性酸素)の除去・抑制、SODの活性作用と相まって、高脂血漿・血栓・動脈硬化の予防、肝機能の改善に働きかけるのではなかろうかと考えられる。

 またその影響による生体の臨床的変化は、PROUSIONを混入して作成された様々な製品による熱画像処理・末梢血液循環測定・生体血液検査・脳波測定などの検査により、確認されている。
 図説にある熱画像処理・末梢血液循環の測定による血液循環の改善状態の確認は、PROUSION効果によって、血液が身体の隅々に迄流れていることを示す。
 

各混合製品による酸化還元電位測定

使用機器:酸化還元電位測定器「HTC-200V」
測定範囲:0.00±1999mmv・測定誤差許容範囲=±15mmV
測定場所:東京都中央区日本橋横山町7-17-801
測定協力:宇宙氣学研究所
  取水:東京都中央区日本橋横山町のマンション(築20年)
     平成13年3月10日・午後12時10分
ガラスカップに水を入れ、電位状態を測定。直後に、
・備長炭250g
・PROUSION元粉1g
・ROUSION時計裏蓋内装用チップ0.25g (PROUSION混入したプラスチックチップ)
・PROUSION時計(PROUSIONを混合した金属)
・PROUSIONを混合したフイルム
・PROUSIONを吹き付けた不織布
を入れ、それぞれ、5分後、10分後、30分後、60分後の電位状態を測定。

結果

測定結果グラフ(クリックすると拡大します)(1)測定材料入れずに測定
酸化電位=610mmV
(2)備長炭
5分後=463mmV
60分後=232mmV
(3)PROUSION元粉
5分後=193mmV
60分後=133mmV
(4)PROUSION時計裏蓋内装用チップ
5分後=465mmV
60分後=280mmV
(5)PROUSION金属(時計)を入れて測定
5分後=498mmV
60分後=341mmV
(6)PROUSIONを混合したフイルム
5分後=522mmV
60分後=344mmV
(7)「PROUSION」を吹き付けた不織布
5分後=509mmV
60分後=315mmV
 

 結果として、備長炭は投入5分後463mmVに還元し、以降徐々に還元しながら、15分後以降は測定誤差範囲の平均価として234mmVで安定。60分後の価は232mmVを示した。

 PROUSION元粉は、投入5分後には一気に193mmVに還元した。以降安定した還元状態を示 し、60分後の価は133mmVであった。強力で即効性に優れ安定性も高いと言う、非常に優秀な還元能を示した。

 PROUSION時計裏蓋内装用プラスチックチップは、僅か0.25gでありながら投入5分後には250gの備長炭とほぼ同じ465mmVに還元し、60分後の価は280mmV。

 PROUSION時計は金属に対する混入である為、その使用量が僅かでありながらも、原水に投入5分後に250gの備長炭とかなり近い498mmVに還元し、以降安定した還元状態を維持し、60分後の価は341mmVであった。

 PROUSION混入フイルムは、投入5分後に522mmVに還元し、60分後の価は344mmV。

 PROUSION吹き付け不織布は、投入5分後に509mmVに還元し、60分後の価は315mmV。

 これらの結果は、「PROUSION」の酸化還元能力によって、水分中のミネラル・イオン活性が増幅されたことを示す。特に元粉はその能力に優れており、それを配合したプラスチックチップも、微量配合であるにも関わらず効力が備長炭なみに維持されてることが、確認できた。